前回、「どんなときもWiFi」の設定についてを紹介しました。
それでは実際にどれくらいの速度が出るのか試してみたいと思います。
今回はどんなときもWiFiの体験談として「速度編」をお届けします。
どんなときもWiFiの接続速度(パソコン)

インターネット速度テストの結果です。
「internet speed test」と調べると、Googleのインターネット速度テストが受けられます。
結果は、下り26.6Mbps、上り8,72Mbpsでした。
一応書いておくと、Mbps(メガビーピーエス、Mega bit per second)とは、1秒間あたりに転送されるデータ量を表す単位です。当然、数値が大きいほど速くなります。
といっても、どのくらいの数値が出ているとどのくらいの感じかがわからないですよね。
グーグルによる「ダウンロード速度の目安」を参照します。
25 Mbps 以上(快適な速さ)
同時に複数の端末で、HD 動画の安定したストリーミングが可能です。
WiMAXなどの回線でも、一般的に実測で20〜30Mbps出ていると「早い」と感じます。

こちらは比較的混雑していそうな夜の時間帯に計測したデータです。
結果は、下りで15.6Mbpsでした。
これでも「遅い」という感じはしません。
先ほどのGoogleの「ダウンロード速度の目安」を参照しましょう。
13 Mbps 以上(良い)
同時にいくつかの HD 動画のストリーミングが可能です。家族の人数が多くても比較的安定しています。少人数の家族に最適の速度です。
このくらいなら全然問題ないですね。
7 Mbps 以上(普通)
1 本の HD 動画のストリーミングが可能です。複数の端末で同時に動画をストリーミングすると、バッファリングのために中断する可能性があります。
もう1段階下がると、動画が中断する(止まる)可能性が出てくる感じになります。こうして考えると、自分の使っているインターネット速度の目安がわかると思います。
動画を見ていて「あっ止まった……」という方は、7Mbps以下みたいな感じですね(笑)。
どんなときもWiFiの接続速度(スマホ)

今度はスマホ(iPhone)で速度を確認してみました。
結果は、下りで31Mbpsです。
どんなときもWiFiの端末が同じなら同じなはずですが、意外と違いました。このあと、何回か試してみましたが、24〜31Mbpsあたりをウロウロしていました。
このくらいの速度が出ていれば、まったくストレスを感じることなく使えます。
ちなみに場所は、麻布十番(東京都港区)です。
どんなときもWiFiを持って近所を歩いてみた
ということで、ちょっと電車に乗る機会があったので近所を計測してみました。
麻布十番駅

麻布十番駅:27Mbps
東京メトロ南北線:麻布十番〜白金高輪(走行中)

麻布十番〜白金高輪(走行中):21Mbps
東京メトロを走行中にも電波が入ることは驚きました。
WiMAXは都営地下鉄大江戸線は入るのですが、南北線は走行中は電波が入りません。
東京メトロ南北線:白金台〜目黒(走行中)

白金台〜目黒(走行中):18Mbps
ちょっと速度は落ちましたが、特に遅く感じることはありませんでした。
目黒駅

目黒駅:20Mbps
目黒駅のゴリゴリ地下も電波が届いていました。
WiMAXと比べて速度の遜色なく、電波が強いというのがうれしいですね!